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うつ、過食、パニック発作と一緒に生活しているアラサーのブログ。何とからく~に力を抜いて生きていける道を模索中。

不動産屋さんは優しかったけど涙が出た話

不動産屋さんに賃貸の相談に行ってきましたよ~!
果たして無職・保証会社利用で、人間らしい生活ができるお部屋は借りられるか??

 

結論:不動産屋さんはお客の味方だけど、保証人問題は立ちはだかる

 

うん…そうよね。

 

順を追って書いていくと、
予約した時間にお店へ。午前中だったのもあってか、私だけでした。1月の時別の不動産屋さんは、立ち待ちの人がいるくらいでしたが、やっぱりシーズンによるのかな。
希望物件に関して記入。
職業の欄に「その他(無職)」と書く。
さっそく、相談。「3月まで3年間仕事してて、今転職活動中なんですけど、この物件入居審査大丈夫そうですか?」
営業さん「この物件に関しては、全然審査通りますよ~」

!?

貯金の額も、何の仕事をしていたかも言っていないけれど。ゆるゆるやないかい。ありがたいけど。

営業さん「(私の現住所を見て)あ~この前建った○○さん所の、新築ですよね~。綺麗ですよね~。スーパーも近いし。家賃は5万くらいですか?新築だし安い所っていう点では良いですよね~。ああでも狭いんですか。確かにそうですよねえ」

!!??

こ、怖い。全部知られてる感じ。地域密着型。でもなんとなく、すぐに引っ越したいという私の気持ちは伝わった様子。

そして保証人の話へ。
私「退職の事で親と揉めてて(本当は言っていない)、親に保証人頼みづらいので、お金かかってもいいので保証会社使いたいんですけど。」
営業さん「そうなんですね。ただ、この物件だと、保証会社必須ではないので、保証人の方に印鑑証明送ってもらうだけでいいので、初期費用おさえるためには保証人の方が良いと思いますよ。」

 

営業さんいわく、
・古い物件で、大家さんとも馴染みが長いので、審査は無職でも大丈夫。
・これ以外の、もう少し家賃の高い物件だと、無職・保証人なしでは難しい。
・保証会社利用でもよいが、2年で5万強かかる。
・保証会社でも、緊急連絡先は必要。保証会社によるが、連絡先確認のため、契約した時点で電話が行くことがある。(←知らなかった!)
・保証人は親でも兄弟でも可

という事で、どちらかというと保証人がお勧めとの事。


営業さん「お仕事辞めた事は、ご両親には言ってあるんですか?」
私「は、はい。(嘘)」
営業さん「それだったら、求職中で家賃を払うことは変わりないですし、今の物件が狭くて住みづらいっていうのもわかりますし、ご両親か、ご兄弟に頼んでみたらいかがですかね?ありのままを話して。」
私「うーん…」
営業さん「とりあえず、物件を見に行きましょうか」

 

営業さんは、私が内見を予約した物件以外にも、似た価格帯・間取りの物件を2件ほど出してくれました。
大雨の悪天候にも関わらず、車で近所の3件を見に行きました。
予約した物件が、やっぱり一番良い感じ。ただ、HPでは「室内洗濯機置き場あり」だったのが、「室外」でした。
また、お部屋も台所も今の部屋よりは広いですが、
なんとなく…先日遊びに行った友人の部屋と比べてしまったんですよね。

 

もちろん友人と私では、状況も、住む場所も全然違います。比べても意味はないとわかっていますが…
「40万の貯金を払って、ここに住んだら今と劇的に生活が変わるのか?私はここに住んでも同じことを繰り返すのではないか?」と思ってしまったんですね。

休める環境は大切ですが、それで自分の生活が変わる、と期待するのは他力本願。
結局は自分が行動して、仕事を見つけて、健康的な生活をする事でよくなっていくもの。そんな当たり前の事を、実際に物件を見て感じました。

 

それに何より、保証人を頼むにしろ、保証会社を利用するにしろ、緊急連絡先にする家族には連絡がいく。
仕事を辞めた事を、後で言うにしろ、後から「あの時無職だったの?」と思われる…(今も先延ばししているだけで何も解決してはいないのですが)

 

…。

 

結局、一番良いのは、もうしばらくこの部屋に住んで、仕事を探して、新しい職場に行きやすい部屋を見つける、ですよね。おお、当たり前。
新しい職場についたら、そこで両親に、転職した事を伝えて、保証人になってもらう。これが、まっとう。

 

うう…。

 

頭ではわかっているんですけど、やっぱり思ってしまう。
「ありのままが話せていたら、最初からこんな事になってないよ~…」

 

話すといったって、何をどこからどこまで話せばいいんでしょうか。中学生の頃からずっと死にたいこと?その原因は?親のせいにしている自分を、親に打ち明ける?

去年首をつろうとした事は?仕事を続けていると、「いつか患者さんを死なせてしまうのではないか、それか自分が死ぬしかないんじゃないか」とずっと怖かった事は?

話して、自分の期待している反応が返ってこなかったら?責められる可能性の方が高いのに。責められたら、今までなんとか隠して、バランスをとってきた事が、全部崩れるんじゃないか?

 

帰り道、そんな考えがぐるぐる頭に浮かんできて、20後半にもなる大人が、ぐすぐす泣きました。

久しぶりに、自分が一人だ、という、背筋から寒くなるような感覚が戻ってきました。
今までも、そんな感覚を何度も味わって、その都度「一人だから自分のために生きよう」と思い返していたのですが。
でも、今の自分が働けるようになるのか?薬だけで良くなるものではないし、自分でもどうやったらどこから良くなれるのかわからないのに。どうしよう…

営業さんに、何の悪気はないのだろうけど、「少し休みたいっていう感じですよね?すぐまた働こうっていう感じはしないです」と言われた事も少しショックでした。その通りなのだけど。そう見えてしまっているんだな…何?オーラでも出てるのか?

 

雨の中、帰ってきた部屋で、2時間くらい泣いていました。
ただ、「あ~泣きたかったんだな、自分」という事も泣きながら感じました。思えば、退職を申し出てから、ずっと、不安だったし、何度か両親に会う機会もあって、罪悪感がずっとありました。ずっと怖かったんだな~。辞めたら気楽、自分はゆっくりした時間を楽しめている、と思っていたけれど、それだけではなかったんですよね。

 

予約した部屋は、契約しませんでした。洗濯機置き場の事もあったので。悪天候の日に内見をさせていただいたのに、営業さんすみません。
でも、これも実際見に行ってみたからわかった事です。見に行ってみなかったら、ずっと物件サイトを巡っていたかもしれません。

 

気圧の変化に、自分が一番ダメージを受けている笑 
明日は受診なので、また揺れるかもしれませんが、何とかやっていきます。健康保険は果たして使えるのか…?