うつと過食とパニックと、何とか生きてきてこれからも生きてく

うつ、過食、パニック発作と一緒に生活しているアラサーのブログ。何とからく~に力を抜いて生きていける道を模索中。

世界仰天ニュース クレプトマニア(窃盗依存)を見て

3月30日、世界仰天ニュースの4時間スペシャルをやっていましたね。
仰天チェンジという事で、ダイエットに成功した方のbefore afterも見ることができるので、なんとなく見てしまいます。
自分も痩せられるんじゃないか?と少し嬉しくなります。

 

昨日は友人の自宅にいたので、そこでTVを見ていたのですが、
クレプトマニア(窃盗依存)についての放送があり、見入ってしまいました。

 

・紹介されていた事例(うろ覚えなので違うところがあったらすみません)

夏子さん(仮名)はアパレル関係で仕事をしており、周りのスタッフがスタイルが良いことから、ダイエットを始めます。
アパレルってきらきらしていて、顔もスタイルも綺麗な方が多いけれど、なおかつ接客や売上などストレスも多い大変な仕事なのでしょうね…。

 

夏子さんは「痩せてきれいになったね」と言われるのが嬉しくなり、食事制限を極度にしていくようになります。夕飯はグレープフルーツと豆腐だけ。
ある時、スーパーにグレープフルーツを買いに行った時、極度の空腹感に襲われ、レジに行くのも待てず思わずフルーツをかばんに入れてしまいます。スーパーを出て我に返った夏子さんは、「すみませんでした!」と自分から店員さんに万引きを申告します。これが初めての万引き。

 

それ以降は、たがが外れたように、空腹感にまかせて過食→太りたくないので嘔吐、と過食嘔吐が始まります。摂食障害です。気持ち悪くなるまで嘔吐できない体質だったため、お給料がほとんど大量の食糧に消えていきます。「どうせ吐くのに…もったいない」そんな思いが出てきたそうです。「万引きは犯罪」という事はもちろんわかっている。

 

そんな状態が続き、夏子さんは菓子パンを万引きしてしまいます。その時はとってもどきどきし、汗が出て、罪悪感が強いのですが、店員にばれずに自宅に帰った時、緊張がとけどっと座り込んだそうです。この緊張状態→緊張がとける感覚、つまり報酬物質が出る感覚を、脳は覚えていってしまいます。

 

ほとんどの食糧を万引きするようになった夏子さん。お金がないわけではないのに。
しかしある日、店員に見つかり逮捕されます。「大変な事をしてしまった…もうやめよう」そう心に誓ったそうです。母に連絡が行き、「なんて事を…」と言われる。その後しばらくして母は病気で亡くなったそうです。

 

その後夏子さんは、結婚、出産を経験。その間しばらくは万引きはしていなかったそうです。
しかし仕事を再開し、重要な役目をまかされ、ストレスがかかった時、ふと、衝動がおそってきたそうです。スーパーで、以前万引きした菓子パンを見て、夏子さんは万引きをしてしまいます。
しかしまた店員に見つかり、逮捕。動揺する夫や子供を見て、夏子さんは自分を責めます。

 

そしてやっと、この間何年の月日があったのかわかりませんが、夏子さんは友人に今までの事を相談します。友人は心配し「精神的な病気じゃないか?」と提案し、夏子さんはようやく、クレプトマニアという依存症があることを知り、病院につながるのです。

 

番組を見ていて、ああ、この気持ちすごくわかるな、と思う場面が多くありました。

全員がそうではありませんが、依存を持っている人は、依存を併発しやすいものです。摂食障害、アルコール依存、薬物依存、ギャンブル依存、買い物依存、万引き、セックス依存、自傷など。これらを同時に抱えていたり、一つの依存から別の依存に対象を変えることもあります。

そして一見、仕事や生活に支障はないように見える人が、そのストレスフルな生活を何とかやっていくために、依存するようになるという事です。
アダルトチルドレン」の概念を提唱したクラウディア・ブラックの著書、『もちきれない荷物をかかえたあなたへ』では以下のような記載があります。

「傷ついた人は、その傷をやり過ごして生きていくために、たくさんの荷物を詰めて生きていくようになります。その荷物とは、様々な嗜癖(依存)です。最初はそれでなんとかやっていくのですが、どんどんその荷物は重くなっていきます」

 

もちきれない荷物をかかえたあなたへ―アダルト・チャイルド、そして摂食障害・依存症・性的虐待…いくつもの課題をのりこえる生き方の秘訣

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依存は生きていくための術の一つでもあるのです。しかし依存が徐々に進行すると、生活するために依存していたのが、依存の対象が生活の全てになっていきます。
また、依存による興奮や快感が脳に回路を作るため、「気持ちの問題」ではなくなります。「やめよう」と決意するだけではやめられないのです。

 

この間、数年~10年以上の長い期間、生活のストレスや依存そのもののストレス、罪悪感などと戦い苦しみながら人は過ごします。
これは私の感覚なのですが、この間、他者に「苦しい」という事を言えない(言わない)人が多いと思います。そもそも言える性格だったり、安心できる関係性の人がいれば、依存はそこまで深く進行しません。
「こんな惨めな自分は恥ずかしい」という感覚や、「話して、気持ち悪いとか、そんなこと相談しないで、とか、否定されたらもう生きていけない」というような感覚があります。だから、依存をもつ人は秘密が多くなります。

斎藤学さんのメッセージ「母の承認ということ」から引用しますが、

"寂しさから嗜癖が生じると前に言いました。そこで言った寂しさとはこの種の対人恐怖症的な寂しさです。嗜癖者が食物やアルコールに手を出すのは、これらのモノとの付き合いであれば、自分が承認される、されないという恐怖から逃れられるからです。「冷蔵庫はしゃべらない」し、「酒瓶は要求しない」からです。"

http://www.iff.co.jp/ssworld/mssg/mssg_1.html

 

そしてお金がなくなる、体を壊す、逮捕される等で生活が破たんして、初めて家族などに知られたり、医療機関につながる事になります。
ですがそれで治って終わり、ではありません。治療に乗ることができず依存を再発する事もあれば、回復が始まっても、それは途方もない1日1日の積み重ねなのです。

 

私が感じた、夏子さんのケースの嬉しい点
・理解のある旦那さんがいる事はとても大きいサポートになりそうです。今は万引きをしないように、なるべく一緒に買い物に行き、レシートと買ったものを一緒に確認するそうです。全てがわかりあえなくても、今までの秘密を明かして、それでも一緒に生活してくれる人がいる事は、とても温かくかけがえのない事です。

 

・夏子さんが自分の経験を「語れる」ようになっている事。依存症以外でも、PTSDや、機能不全家族に育ち生きづらさを抱えている人は、回復の過程で、自分の物語を語れるようになっていくそうです。秘密を打ち明けられる、自分の中で、混沌とした傷やその記憶に整理をつけられるようになってくる、という事なのでしょうか。

 

私はまだまだ、過食もしているし、他者に話す、という事はできていません。家族にも、友人にも、精神科の主治医にも、過食や、死にたい気持ち、他にもたくさん困っている事がある、という事は全く話せていません。特に家族には、仕事を辞めたことすら話せていません。

それでもまずは、こうやってブログに書くことが、少しずつ自分の物語をまとめていく一歩になっていると思います。

 

そして誰に、どこまで話すか、という事も、自分で決めていいのですが、やっぱり全てを一人で抱えていると、やがて重さで歩けなくなります。一部分ずつ、いろんな人に少しずつ、話せるようになるといいのかもしれません。
今後、自助グループに行ってみようかな?と思っているので、また報告しますね。

 

そして医療機関につながる事も、とても大切な事だと私は思います。
もちろん医療機関にも色々なスタッフがいて、色々なクリニックや病院があって、本当に様々です。
例え、一つの病院で心ない言葉を言われても。薬をどばっと出されてしまっても。
諦めずに、別の病院に相談しましょう。味方になってくれる医療スタッフは必ずいます。
そして依存や、その根っこの問題や、依存にまつわる気分の落ち込み、体調不良、死にたい気持ち、これらにはやっぱり医療機関での治療が役立ってくれると思います。
私も最初は「とうとう精神科にかかってしまった。自分は頭がおかしいんだ。」とショックを受けましたが、そんな事はないんです。精神的な不調は、脳の不調であり、他の体の疾患と同じです。症状を楽にするために病院に行きましょう。

 

夏子さんの事例では、赤城高原ホスピタルが紹介されていました。HPに体験談なども載っているようで、気持ちに余裕がある時に、読んでみます。

http://www2.gunmanet.or.jp/Akagi-kohgen-HP/Kleptomania_messagefromrecovered.htm

 

TV番組だけど、「自分だけじゃないんだな」と思えたひとこまでした。

家の環境は大切だなと思った話

春休み期間ウェーイに入ったので、昨日は友人の家に泊まりに行ってきました。私含め3人でお泊りです。

 

3人とも同期の子なのですが、この3年間で家に泊まりに行ったのは実は初めて。
私がひっじょーに緊張しやすいのと、疲れやすいのとで、今まではそれとなーく避けていたのです。
仲は良くてご飯は行っていましたが。
すごく良い子たちで、今までも「泊まりにきなよ」と言ってくれていたのですが、
私が自分の部屋に人を気軽に呼べないので、なんだか悪いような気がしていました。

 

家族でも友達でも、他の人のスペースに入るのも、自分のスペースに人を入れるのも、私にとってはすごくハードルが高いのです。
身辺整理がてら断捨離していて本当に一人分の生活用品しかない事や、オタクグッズが多い事もありますが、基本的に自分に自信がないので、「え~変だよ」と言われるのがすごく怖い。
一方でかるーく人を呼べる生活にとても憧れもありますが…ジレンマだ…。

 

そんな訳で特にうつがひどくなってから、人の生活を見る機会がほとんどなかったのですが、退職して、「明日仕事だからな~」と気を遣う必要も無くなったので、お泊りに行ってきたのです。そこで感じた事をレポ。

 

まず1つ目が
・ある程度のびのび出来るスペースは本当に必要


とても極端なのですが、実は今私は、5.5畳のワンルーム(家賃5万弱)に住んでいます。埼玉寄りの都内。今までは寮に住んでいたのですが、退職に伴い引っ越しました。

無職になる事の不安から、とにかく家賃・初期費用を抑えることを重視して選んでしまいました。詳しくはまた引っ越しについてまとめて書こうと思います。
とりあえず生活は出来ているのですが、とにかく狭い。ベッドも置けず、布団生活になりました。生活できるようになるにもいろいろとストレスがありました。

 

一方で友人は、関東の地方都市に4月から就職。家賃は8万弱ですが、1K10畳くらい、駅徒歩1分。徒歩5分圏内に、広い公園やショッピングモールもあり、静か。

部屋で運動できるスペースもあるし、ゆっくり眠れる。料理もできる。普通の暮らしかもしれませんが、私からすると「ゆっくり療養するには最適な環境じゃね?」と思ったのです。睡眠、食事、活動、といった生活はやっぱり大切だもんな~。

 

自分が今選んだ環境と比べて大きく凹む事はありませんでしたが、純粋に「いいな~!」と思いました。今回の引っ越しでは色々失敗もあったけれど、次の選択にいかせるようになればいいや。と思っています。ブログに書くネタにもなるし。5.5畳の部屋に住む経験ってなかなか出来ないし笑。

 

安定した収入が入るようになったら、次は絶対1K~1DKくらいで、周りの環境もいい所をじっくり選んで住もう、となんだか生活のモチベーションになりました。

 

気付いた事2つ目が

・都内から出ても大丈夫なんだ


これも当たり前の事なんですが、7年間東京に住んでいて、「都内の方が便利だし、仕事もあるし」という固定観念が私の中にありました。

でもそれにこだわる必要はないんですよね。特に私みたいに、会社勤めが自分に合ってないよー!と思う人間に関しては。

組織に属して毎日出勤が無理~!となったからには、とにかく自分がやれる仕事を探して稼ぐしかないわけで。

空知先生が「東京にこだわらなくても漫画は描けます。漫画家になりたいならあなたがやる事は東京に来る事ではなく、とにかく漫画を描くことです」と言ってましたが、ちょっとニュアンスは違うかもしれないけど、そういう事なんだよな~。別に都内にこだわらなくても、仕事の当てがあれば、家賃が安い田舎の方に引っ越してもいいんですよね。

 

そして3つ目が
・趣味ってこんなに気軽にやっていいんだ

これは友人が絵を描くとか、料理をする事を趣味にしているのですが。家の周りでゆっくり買い物や散歩をして、家でお茶をして、一人は夜勤明けだったのでソファで寝始めた後、友人は「絵描こう~」としゃしゃっとアクリルで絵の色付けを始めたんですよね。私はそれを横で見て、少しやらせてもらったのです。

まず「友達が遊びに来ていても、自分の趣味を自然に始められること(友達をほおっておくとか嫌な感じ全然なし)」に衝撃!!!すっげー!!!目からうろこです。でもそれだけ、気を許している相手なら、別に自由なんですよね。

 

そしてその絵も、ささっと棚から絵具と水入れのコップを出して、好きな色を付けていく。適当な布で筆を拭いたりしながら。コップは流しにつけておいて、後でお茶を飲んだコップを洗う時に洗う。(潔癖な人はだめかもしれませんが私は全然大丈夫でした)完成したら、100均で買った額に入れて壁に飾っているそうです。

何かを作ったりする趣味って、精神安定にもすごく良いっていいますが、なんだか構えてしまって行動に移せなかったりしますよね。でもこんなに無理なく、お金も無理せず、自分のやりたいようにやってる。それでいいんだな~と感じました。

落ち込みにくい人とか、落ち込んでもしなやかに回復力がある人って、こういう趣味を持っている人が多いんだろうか。

私はどうしても、何かやるならそれで成果を生まなきゃ、とか、上手じゃなきゃ、とか、思ってしまいます。でもそうじゃなくていいんですよね。仕事じゃないんだから、自分が夢中になれればいいんです。

自分だったらなんだろうな~やっぱり本を無心に読んだり、カラオケで歌ったりかなあ。他にも色々増やしていきたいな、と思いました。

 

色んな事に気づけただけでも、すごく良いお泊り会でした。
自分の振る舞いが変だったんじゃないかとか、夜いびきがうるさくなかったか(デブなので)とか、びくびくする所もありますが。それはもう忘れよう。

 

私はねじれてこじれて変だけど、どうせ変ならことごとく変で、なんとかそこをいかして生きていけるんじゃないか?とも少し希望がわいてきました。

 

明日から新生活が始まる皆さん、とりあえず新居や職場の選択が「やっべー間違った」と思っても、また次だ次!と進んでいきましょう~!ニートに言われたくないか。

私のように狭いお部屋で頑張って生活している同士の皆さん、工夫して少しでも快適に過ごせるようになりまししょうね!つよく生きましょう笑

退職の手続き

今日はゆっくりと起きて、午後から事務手続きを済ませてきました。
全部で4時間くらいだったのですが、帰ってきたらぐったりです。
なんだろーなー 3年間分の疲れが出たのか?

 

今日した事は、
・残っていた入力作業
・プレゼントを下さった方のロッカーにお手紙とプレゼントのお返しをしのばせる
・ロッカーや職場の鍵返却
・総務課に職員証、名札、保険証を返却 退職証明書の交付願い提出 
などなど

 

なんやかんやで待たされたり、途中で会った同僚の方とお話したのが疲れたのか… 社交辞令だと思うしとてもありがたいのですが「飲み会の時呼ぶね」とか「家に遊びに行くから住所教えて」と言われたのがひやひやでした。
飲み会はまだいいのですが、家は5.5畳の激安物件なので人は呼べないぜ…

 

あと「まきさん(自分)がいなくなって○○さん(患者さん)が号泣です」と言われたのがちくり。

責める口調ではなかったし、むしろそう言っていただけてありがたい事なのですが…その方は精神的に揺れやすく、最後の勤務の日も不調で、私が退職する事を伝えられなかったのです。無責任だったか…と一気に汗をかきました。はあ…
人間関係をうまく終わらせる事が最後まで苦手です。これでも今回は同僚とはうまくやれた方。

それもあって気分が落ち込みました。過食をわーっとして、寝ちゃいました。この対処法も変えないとな。

 

一応これで職場に行く必要はなくなりましたが、実感がわかないです。
次どうするか早く方向を決めないとな~。
ただ今後も精神科は職場の外来に通院するので、全く縁が切れるわけではないですが…。

 

今後絶対必要な手続きが以下。
離職票が郵送されてきたら10日以内にハローワークに行く
(初めてでどきどきだ)
・保険証の掛け金を早く払い込む(共済の任意継続会員を申し込んだ)

 

保険証は、病院に行けなくなっちゃうからなー 

ハローワーク行ってみた体験談とかまた書きます

私が仕事を辞めた理由

最後の勤務を終えてきました。やったあああああああ!!!のか?

ここまで来ると、ぐるぐる悩んでいたのが一周まわって、

仕事つらい…辞めたい…辞めるか死ぬかしかない…

まだ次の仕事決まっていないのに辞めるとか自分クズすぎわろた…親に言えるはずない…

仕事しながら就職活動とか無理じゃない?そんな体力と精神力あれば今こんな悩んでないわ!

え?親?なんで私の事を親が決めるの?自分で決めて自分で責任をとるんでしょ?

とりま今までやりたかった事全部やる期間にしよー!!

3年間がんばったじゃん お疲れ。

と、自分に言えるようになりました。お疲れ自分。やーよく3年も続いたよ。
帰りの夜道を、普段より爆音でKANA-BOONを聴きながら歩く道は、気持ちよかったです。

 

今日は普段通りの仕事をし、同僚の皆さんにメッセージとお菓子を渡し、
最後に簡単にご挨拶をして、色紙をいただきました。

帰りに同期の子と、焼き鳥を食べながらたくさんしゃべりました。
そこで出た話題「辞める直接の理由って何?」
あー…と考えて出た理由が2つ。

①責任の重さに耐えられなかった。
②死にたい自分が、人の命に関わる仕事をするのは限界だった。

 

2個目は話さなかったですが。いたって単純だったなあ。

 

「生きるのは地獄だ」という気持ちがあると、自分の未来設計なんてものはなくなります。
特に私の歪みきった思考では、「自分には結婚は無理だ、温かい家族なんて幻想だ、期待して裏切られるだけだ、子どもはとても愛しいけれど、自分は自分が親にされたように振る舞い、自分が感じた惨めな思いを、自分の子どもにも感じさせてしまうだろう」と思っています。
そうすると、未来のために貯金をするとか、健康な食事をするとか、仕事を長く続けて安定した地位につくとか、友人を大切にするとか、人との出会いを求める、ということはしなくなります。
自分の人生すら投げやりな私に、他者の命や生活、人生を考えることはできませんでした。

 

今の自分には、今の仕事は無理だった、これでよかったと思っています。
ただ、この固まった考えが、時間や自分の努力によって変わることはあるかもしれないと思っています。
そのための、大切な時間を、自分で選んだと思っています。

 

無理をしない自分でいられて、自分が食べていけるだけのお金を稼ぐ。そういう仕事や生活が出来たらいいな。

 

無職の皆さん、一緒にちょっとずつがんばりましょーね。

基本に帰って超簡単な自炊

今日はお休みでした。
明日が最後の出勤です。明後日からは永遠に休みになるなんて事は言ってはいけません。

 

職場の方にお渡しするお菓子を買い、ついでにトレンチコートを買ってきました。
無職になるのに何散財しているんだ。今後お金のありがたみが身にしみてくるんだろうなあ…。
でもそんなにべらぼうに高いものを買ったわけではないので、明後日から使い倒そうと思います。とにかく外出しないと、体にも心にも良くない。ひきこもりタイプなので。

 

買い物から帰ると、は~横になりたい。という感じだったのですが、勢いで冷凍庫にあったわずかな物でお味噌汁を作りました。
独り暮らしをしてもう丸7年になるのですが、やっぱりやらないと料理は上手になりませんね。雑でも適当でもやる人の方が上達していきます。私の弟を見ているとそう思う。私より自炊している。えらい。

 

今日のメニューは
・昨日スーパーで買ったメンチカツ
・ごはん+いかなごくぎ煮
・白菜・油揚げ・切干大根・ブタ肉の豚汁

いかなごくぎ煮って知ってます?神戸に住んでいる親戚の方がいつも送ってくれるんですが、いかなごっていう小魚とショウガを、甘辛く煮てある常備菜なんです。春を感じます。めっちゃ好き。長持ちするのと、これだけをおかずにお米を食べられるので、無気力な私には非常にありがたい。栄養もとれるし。

 

超簡単な、独り暮らしの味噌汁レシピ
・フライパンに水をはってお湯をわかします
・この間に、冷凍ご飯や、冷凍豚肉をレンジで解凍
・お湯に出汁の素を適当に入れる
・野菜をてきとーに洗い、ざっくざっく刻んで(はさみで切っても、手でちぎっても可)お湯に入れる
・ブタ肉、油揚げ、切干大根(戻すの面倒くさいのでそのままいれちゃう)を入れる
・味噌をとかして完成

あくもとってない。てきとー。でもやっぱり、お菓子を食べるよりは、満足感があるし体にもいいです。体重が少し減ってきました。
あと1回作ると、4食分くらい出来るので、あとはチンするだけでとりあえずご飯が食べられます。

 

うつになって、体調が悪い日が続いてから、「やれる事はやれる日(比較的元気な日)に、無理しない程度にやっとこう」と思うようになりました。
あと、吐いてどうしようもない時の恐怖感と、外に買いに行けないトラウマからか、なぜか食糧が家にないと落ち着かない症候群になってしまった。(ひどい時は寮から歩いて5分のコンビニにも行けなかった)
でも家にあると過食しちゃうんですけどね。ネットスーパーもあるし、Amazonもあるし、今は家から徒歩30秒の所に安いスーパーがあるので、少しその考えは和らぎました。

ご飯、しっかり食べるの大事。栄養とるの大事。

 

これから職場の方へのメッセージカードを書いて寝ます…。皆さまおやすみなさい。

何もしたくない時に流す映像選

最後の夜勤が終わり、あとは月曜日に1回行けば退職です!順調に無職への道を歩んでおります。夜勤はやっぱり疲れる…

 

私の勤務先では夜勤は15:30~翌朝9時、約18時間拘束。名目上休憩は2時間(!!!)
就職前に全然リサーチしなかったポンコツなので、1年目の時は初夜勤の際、「ちょっと意味がわからない…」とフリーズしました。
休憩は流動的ですけどね。その日の忙しさによります。実質全く休憩できない日もあれば、平和な日には眠れる時もあり。

 

夜勤手当は1回で8000円つきます。月5~6回なので五万近くお給料があがります。そして夜勤明け(翌朝9時~)と、その次の日は必ずお休みです。これはやっぱり大きいよね。稼ぎたい人には良いお仕事。このおかげで貯金させてもらいました。

 

ただやはり体力勝負。そしてしっかりと自分の健康管理ができる人は大丈夫ですが、私にとってはやはり生活リズムが崩れる→不眠→調子崩す、の循環が出来てしまったので、あまり向いていませんでした。
夜の間のぶっ通しの緊張感もしんどかったなあ…

 

夜勤が終わると、もう私は疲れて何もできません。人によっては旅行に行ったり引っ越ししたりのパワフルな方もいますが。すっげー!
帰宅→何か食べる(夜勤明けは食欲がやばい)→なんとかシャワー浴びる→寝落ち。
起きるともう18時とか21時になっています。

 

そんな夜勤明けの日や、何もしたくないし外に出たくないしという調子が悪い引きこもりデイの、過ごし方。
だーらだーらとお茶を飲みながら、自分の好きな「人の声」を流す事。
録画したTVや動画を流しっぱなしにして、音声だけ聴いているというもの。映像をずっと見ていると疲れるので。でも一人でいるのはちょっとさびしいという、7年間の一人暮らしが生み出した、趣味です。
元々は不眠が始まった頃、「あーもうどうしよう、つらい死にたい(軽率に死にたいが口癖)」となった時、でも人に言ってもどうもならないしなあという事で、始めたのです。
部屋真っ暗にして、毛布にくるまって、TVの画面だけつけてます。こわい。でも落ちつく。

 

以下、最近のおすすめ番組

①さまぁ~ず×さまぁ~ず
 人気番組ですよね。元々さまぁ~ずさんが好きなので、二人が生活の事を何気なーくしゃべっているの所が好きです。お笑いだけどうるさすぎないし。

 

バナナ炎 (今は放映終了しましたが)
 バナナマンの二人も仲が良いので話を聞いててすごく落ち着きます。
 YoutubeのバナナTV(バナナマンが海外に旅行する番組)も好き。二人がご飯をおいしそうに食べる所が好きです。笑 ストックがたくさんあるので飽きないです。

 

③夜の巷を徘徊する
 マツコさんですよ。アウトデラックスマツコの知らない世界など、マツコさんの番組はたくさんありますが、その中でも、マツコさんが普通~に夜の街を散策する番組。「夜」っていう所がいいですよね。ホームセンターとかに行ってる回は特に繰り返し流していました。

 

ニコニコ動画のゲーム実況
 元々ホラーゲームの実況を見たくて見始めたのですが、ひたすら実況者さんがしゃべってくれるので非常に好き。大人気ですが、レトルトさん、キヨさん、P-Pさんおすすめ。

 

海外ドラマ ドラマは私おばかなので話の筋を覚えてられないんですがね。でも何回も見られるのでいっかーとお得に思ってます。
⑤ホワイトカラー
 FBIとイケメン詐欺師のお話。地上波の時、吹き替えだったので、そこからあえてずっと吹き替えで流してます。面白い。

⑥エレメンタリ―
 薬物依存症の現代版探偵ホームズと、ワトソンのお話。話が面白いのに加えて、ホームズの回復の過程が見られるのがなんとなく親近感。


以下アニメ、偏っていますが。
銀魂
 好きな理由はとうに忘れたというくらい好きなんですけど、セリフが多く声優さんがひたすらしゃべってくれる。日常回ですごくツボにはまれる回があります。「眠れないアル」回とか、私も銀さんに飯炊いてもらいたい。シリアス回は泣けるのでとにかく泣きたい時に。

 

⑥鬼灯の冷徹
 鬼灯さん(CV安元洋貴さん)の低音ボイスが耳に優しい。鬼灯さんが仕事をしている所が多いので、あーみんななんやかやありながら生活してるんだな、と思えていい。

 

⑥おそ松さん
 もう、言わずもがな。私がはまったのは恋する十四松回からだったのですが、声優さんが豪華だし演技うまいし単純に耳が癒される。十四松祭り、麻雀、灯油回など、ひたすら六つ子がしゃべっている回がいいです。何度も言うが24話ショックは絶大だったからな。24話実は1回見たあとショックで見られてないからな!!!あと3日で最終回になってまう…。へこみ。

 

あとは大人気ですが、進撃の巨人弱虫ペダル、ハイキューも録画してあります。感情を出したいけど、外出できない・人と話すと疲れちゃう人間には、アニメはやっぱりありがたい。

 

好きなものひたすら並べてしまいましたが、調子の悪い時に自分が落ち着ける方法というか、自分が自分に戻れる方法を、いくつも持っておけるといいですよね。私も模索中です。

 

残り2回でも仕事はしんどい

今日も仕事をしてきました。勤務は残り2回、夜勤1回、日勤1回。
最後にまさかやる事になるとは思っていなかった業務がてんこ盛りでした…つらみ…

 

世の中の頑張っている皆さんからすると、へっ?それだけで?と思われるかもしれませんが、やっぱり職場に12時間以上いるとしんどいよー!

 

フル回転で仕事をしている最中は大丈夫だったのですが、今日はいったん合間に勉強会があり、その間にドキドキどきどき…気持ち悪い気もする…もうだめや帰りたい…となりました。
残業に突入すると動悸は消えたのですが。アドレナリン恐るべし。
脳ってすごいよな~戦闘状態の時は何も感じないようにしてくれるんだもんな~馬鹿みたいな感想しか浮かんでこないよ。


しかしお察しの通り、戦闘状態が続くと反動が来るんですよね。24時間戦えません。

調子が悪くなってきた時の私の対処法は、
・頓服を飲む
・水分をとる
・いったん座る
・いったん目をつぶる(トイレとかに避難して)
・肩こり体操 
・小さいお菓子を食べる

月並みな方法しかないですけどね。でも職場でうまーく仕事を続けている方の生活を観察してみると、意外と上手に休憩している・発散している事に気付きました。
「ちょっとお茶飲んできます」「は~疲れちゃったな~」とか。そして頭を使って仕事の量を減らしている事がわかります。さぼるのではなく。

私は変に生真面目。柔らかく考える事は苦手なので、仕事を一生懸命こなそうとするけれど、「休憩を減らす」とか「残業する」「休みの日に仕事場に来る」等々、

そういうやり方で最初は仕事をしていました。

そのやり方もありっちゃあり、やりがいを感じていてここぞ!という時には必要かもしれませんが、仕事が自分の人生かける事ではない人にとっては、このやり方は…

そう、詰みます。

 

限界を超えると「もー無理!」となって責任をとらなくなるか、体が悲鳴をあげるかです。
いろんなやり方を試してみる方がいいですよね。他の人の仕事の仕方を見ていると「まじかそんなやり方あるのか」と目からうろこの事ありますもんね。


でも一番の対処法はね、「お疲れ様でした!お先に失礼します!」という勇気だよね!!!!

ちなみに私のおすすめおやつは、メープルブラン+白湯。口ぱっさぱさになるけどな。